大正生まれのフミさんが郵便・電信・通信の歴史について綴ります


by fumisan0822
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

頼信紙はどこで誰が記入したのか?・電信電話資料第85号平成20年5月15日発行

薮内氏報告
 以上の送達紙と同時に次のものを入手しました。以下の3点はセットになっているものを購入したのですが、頼信紙は、どこで、だれが差出人の住所と受信人の住所氏名を記入したのでしょうか。両国局→(伝送)和歌山局→(郵送)加太局→受信人に配達
●頼信紙の性格がよくわかりません。単なる発信を依頼するメモ用紙と考えれば、集めたくないのですが「和歌山」の局名のゴム印があるので・・・・。
●関口解説・・・この電文を見ると、「キンカワセタノム」、つまり、電信為替を送ってもらいたいという電報なので、和歌山局で気を利かせて「頼信紙」に差出人及び受取人の住所を記入、受信人に電報送達紙と一緒に配達したものです。頼信紙に「和歌山」の朱印が押してあるのは、和歌山局でサービスで住所を記入したものです。和歌山局には両国局より電信で発信人の住所も送られてきているのです。受信人は他の方法で送金した為、この住所を書いた頼信紙は不要となり、送達紙と一緒に保管されていたのでしょう。なお、頼信紙の住所にフリガナがふってあるのは、電信為替を発信する際に、電報にはカタカナで記入するので、そのようにしたものと思います。
赤色階段型送達紙 明治23.11.30 両国→若山→加太
d0146573_1510922.jpg
電報頼信紙
和歌山局で返信電報用に差出人氏名と受取人氏名を記入して、送達紙と一緒に配達したが、使用されずに送達紙と一緒に保存されていた。
d0146573_15102417.jpg

[PR]
by fumisan0822 | 2008-05-21 15:29 | 電信電話資料